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心療内科・精神科の治療をしていても、
効果を実感できないでいるあなたへ
こんにちは、
ただ心のカウンセリングの太多(ただ)です。
病院に通って
薬を飲み続けているのに
効果をあまり感じられないと、
このまま
治療を続けてていいのか
何か他に
したほうがいいのか
しないほうがいいのか
いろんなことを
考えてしまうかと思います。
先生は「休んでください」
そんなふうに言うけれど
休むってどういうこと?
何もしない?
家事をしない?
仕事をしない?
ごろごろ寝てればいい?
そんなふうに過ごしてると
どんどん
不安がわいてきて
罪悪感もわいてきて
いつの間にか
苦しくなってしまう。
休んでることが
いけないんじゃないか
きちんとした
生活を送っていないから
よくならないんじゃないか
そんなこと
先生には言えなくて、、
しんどいこと
眠れないこと
それだけを伝えると
薬が少しずつ増えてくる、、
何か
根本的なところで
進んでいる感じがしない
そんなふうに
感じてしまうかもしれません。
「休む」って
どういうことでなんでしょう、、
どうすれば
進んでると実感できるんでしょう、、
「休む」ということについて
病院の先生は
あまり丁寧に伝えてくれません。
いや
丁寧に伝える余裕が
ないのかもしれません。
休むというのは
ただ体を休ませるのでなくて
心を休ませてあげること
というと、あいまいですね、、
頭を休ませてあげる
もっというと
脳を休ませてあげるということ。。
頭を休ませてあげるにはどうしたらいいか
不安をとめてあげる
罪悪感を減らしていく
そこから始まります。
あなたは今まで
不安があると
すぐにそれを消し去らないといけない
なんとか
自分なりの答え、
着地点を見つけないといけない
そんなふうに思っていたかもしれません。
でもそんなことないんです
不安はそのままにしておいてもいいんです
具体的に困ったことが起きたら
そこで初めて考える
ほとんどのことはこれで何とかなります。
怖いのは
不安をそのままにしている時の
もやもや、かもしれません。
あなたは
今まで教えてもらっていなかったかもしれませんが
もやもやは、そのままにしているだけで
少しずつ薄れてくるようになるんです。
そうするには
少しコツがいりますが
意識をして
過ごしていくことで
少しずつできるようになってきます。
この感覚は、親か誰かに
気持ちを受けとめてもらっている人でないと
わからないかもしれません。
ですが、
今から
親に受けとめてもらう
というのはむつかしいと思うので
自分で
受けとめてあげる
そう思っていると
進めやすいかと思います。
ここで
身近に受けとめてくれる人や
信頼できるカウンセラーがいると
回復へのスピードは
かなり変わってくると思います。
罪悪感というのは
もっとやっかいです。
なぜならそれは
誰かに植え付けられてきた考え方か
あるいは
自分で作り出した考え方によるものだからです。
ものすごく極端なことを言いますが、、
プライベートには
良いか悪いか
正しいか間違っているか
というふうな考えは
ほとんどいりません。
したいかしたくないか
好きか嫌いか
それだけです。
もしプライベートで
うまくいかないとしても
世間の正しい考え方でなくて
2人の間だけのルールを決めるだけでいいんです。
それが世間の価値観とずれていても
その2人の間で困ったことにならなければ
問題ありません。
罪悪感というのは
何がよくて、何が間違っているか
そういう考え方からやってきます
でもその考え方自体、
プライベートには必要ないんです。
いや
以前のあなたには
必要だったかもしれませんが
今のあなたには
必要ありません
というほうが合っているかもしれません。
今まで
あなたのことを守ってきてくれた考え方
それは信念のようにさえ
思うかもしれませんが
今、その考え方があなたを縛ってしまっているとしたら
あなたはもう
そこから卒業していいのかもしれません。
もっと楽な
もっと自然な考え方に、、
それは
あなたが嫌ってきたような
そんな人たちと
同じようになりなさい
ということではありません。
何をするか、
それは人それぞれですが
どんな気持ちがあっても
どんな思いがあっても
そのまま
認めてあげていい、
ということです。
そのすべてを
好きになろうとしなくていいんです。
自分の中に
嫌いなところもあっていい
ただ
そういうところも
そういう自分も
そのまま認めててあげるだけでいいんです。
ここを進めるには
カウンセラーの存在が
とても役に立ちます。
気持ちを受けとめてくれる人が
いるとしても
その人なりの
常識というか
当たり前のような考え方があるので
その人の考え方と
あなたの中にある思いが
合わない場合、
そこから先へ進むのが
むつかしくなってしまうこともあります。
不安をとめるのも
罪悪感を減らすのも
簡単ではありません。
ですが
あなたがあきらめない限り可能なことです。
このプロセスを進めていくとどうなるか
頭を休められるようになってきます
さまざまな不安を考えたり
罪悪感で自分を責めるのをやめると
考えることでいっぱいだった頭の中に
余裕ができてきます。
言い変えると
心に余裕ができてきます。
心に余裕ができてくるとどうなるか
今までずっとフタをしていた感情が
出てくるようになります。
最初はイヤな感情が出てきます
悪夢を見ます
でも
悪夢もイヤな感情もわかってあげると
終わりになります
過去になります
思い出しても
イヤな感情を感じないようになります。
この段階はとても苦しいのですが
精神科の薬がとても効果的です
イヤな感情がなくなってくると
そうでない感情が出てくるようになります。
ここまできたらやっと
自分で何とかやっていけるようになります。
ここから先は
誰かと進めても
自分で進めてもどちらでも構いません
スピードが変わるくらいのことと
思っていいかと思います。
どんなふうに変わっていくのかは
自分で実際に感じて進めてもらいたいので
具体的にはお伝えしません
一つお伝えするとしたら、、
世界は何も変わっていない
なのに
あなたには全くちがった世界のように
感じられてきます。
あなたが何をしたいのか
それがわかるのはこの先のことです。
だからもし
今の段階で
自分が何をしたいのかわからない
何も楽しく感じられない
生きてても何もない
そんなふうに思っているとしても
それが一生続くとは思わないでください。
自分が何をしたいのか
わかる日はきます
楽しいと感じる日もきます
生きててよかったと思える日もきます
大切なのは
あなたが自分のことをあきらめないで
いてあげること
それだけです。
この道のりは簡単ではありません
誰かが代わりにやってくれるわけでもありません
だけど
あきらめなければ可能です。
世の中の多くのカウンセラーは
このプロセスを進めていくのを手助けしてくれます。
精神科の薬は
タイミングによって
とても役に立ちます
だから薬がわるいとは思わないでください。
あなたがもし
カウンセラーと一緒に進めていきたいと思うのなら
一度お試しのカウンセリングというのを
受けてみてください。
カウンセラーというのは
いいカウンセラーとわるいカウンセラーが
いるのでなくて
合うカウンセラーと合わないカウンセラーがいる
そんなふうに
思ってるといいかと思います。
一度話してみて
もっと話してみたいなと感じたら
何度か続けてみてください。
少しでもいわ感を感じたら
別のカウンセラーと話してみても
いいかもしれません。
なかなか合うカウンセラーが見つからなくても
あきらめないでほしいです。
あなたに合うカウンセラーが見つかった時
あなたの中で何かが変わり始めます。
そんな日があなたにも訪れるといいなと願っています
読んでくれてありがとう。
著者:公認心理師 ただ心のカウンセリング 太多誠
tel: 03-4296-2035、076-275-3789
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